オオワニザメって聞いて、どんなサメをイメージされるでしょうか?サメなのかワニなのか、はたまたワニのようにゴツゴツしたサメなのか、など色々と想像が膨らむかもしれません。

実はオオワニザメはサメなのですが、見た目は全然ワニには似ていません。ただ口周りに歯が飛び出している出歯型なところだけ、少し似ているのかもしれません。どちらにしてもその名前と外見は関係ないようです。

さて、そんなオオワニザメですが実はとても珍しく、あまり人が目にすることはできません。では、どこに行けば彼らに会えるのでしょうか?

日本国内でオオワニザメを見ることができる水族館について、ちょっと調べてみましたので見ていきたいと思います。

オオワニザメのいる水族館は?

オオワニザメ 水族館

オオワニザメは最大で体長4.5メートルにも達することもある大きなサメです。また、オオワニザメの生息場所は熱帯から温帯にかけての海底で、日本近海にも住んでいます。まだ小さいうちは海底200メートルもの深い所で表層にいる外敵などから身を守りながら生息しているようです。飼育するにはそれなりの設備が必要ですね。

これまでオオワニザメの飼育例はほとんどなく、底引き網などでかかった個体が水族館に導入されても、これまであまり長期間にわたる飼育展示には成功していないのが現状のようです。

これまで展示例がある主な水族館は、愛知県の竹島水族館と、静岡県の沼津港深海水族館です。竹島水族館では2014年までの間に3度の飼育例があるようです。また沼津港深海水族館では、駿河湾の漁師さんによって漁の際にかかったオオワニザメが提供され、その都度飼育展示されてきたようです。ただオオワニザメの長期飼育が難しいため、2018年5月現在どちらの施設でも展示も飼育もされていないようです。

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なかなか彼らに会いに行くのは難しそうですね。ただ、どちらの施設もこれまで何度もオオワニザメの生体が入ってきているので、今後もまた会える可能性がありそうですよ。ただ漁ができる時期も決められているので、そのあたりにも影響されそうです。

もし運よく展示されていたとしても、10日くらいの間しかチャンスはないと考えておいた方がよさそうです。まだまだ飼育するための情報が少ないということでしょうか。

 

まとめ

オオワニザメは大変貴重で飼育例もほとんどない、幻のようなサメだということが分かりましたね。ただ、これからもっと彼らについての調査などが進み、飼育や展示ができる施設が増えて行けば嬉しいなと思います。

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