サメは種類がたくさんいます。サメの種類によって赤ちゃんの産み方も違うのです。子ザメを産む胎生のサメ、卵を産む卵生のサメがいます。

トラフザメは卵を産む卵生のサメです。卵の大きさは大き目といわれていますがどのくらいの大きさがあるのでしょうか?

名前の似ているトラザメと卵の特徴も似ているのでしょうか?

トラフザメの卵の特徴についてご紹介します。

 

トラフザメの卵はどんな特徴がある?

トラフ 卵 特徴

薄黄色の体をしたトラフザメは浅い海に生息しているサメです。トラザメと名前がよく似ていますが、トラフザメは幼魚の時には寅のような模様が特徴的で成長するにつれてヒョウ柄、そして成魚になると斑模様に変わる為に虎斑鮫(トラフザメ)と呼ばれるようになりました

トラフザメは卵生ですが、卵を産むサメでも卵の形は様々です。トラフザメの卵は4個ずつ産み落とされます。卵の特徴は、黒っぽく、大きさが手のひらより大きめの20㎝くらいあります。卵には繊維質の物質があり、卵を塩から流されないように岩などに固定されます。繊維質があり、塩から流されないようになっている点はトラザメの卵とよく似ています。

しかし、孵化するまでの時間は全然違い、トラフザメの方があっという間に孵化します。トラフザメの卵が孵化するまでの期間は約6ヶ月ごろです。

孵化した赤ちゃんは20cm~36cmの大きさで元気に泳いでいます。幼魚から成魚になるまでの模様の変化も楽しめるサメです。

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トラフザメの産卵は両性生殖から単為生殖に転換できることで話題になりました。成長と共に変化する模様をずっと観察したくなる人気のサメです。

まとめ

中型の大きさのトラフザメは卵は手のひらサイズで大きめです。

名前の似ているトラザメの卵は約1年孵化するまでにかかりますが、トラフザメはその半分くらいの早さで孵化します。

寿命がだいたい25年から30年といわれているトラフザメ。

産卵から孵化までは短めなのであっという間に赤ちゃんに会えますね。卵の中の様子を楽しめるトラザメと生まれてからの模様の変化をたのしめるトラフザメ。名前は似ていても特徴はしっかりと違うサメでした。

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