ジンベイザメは、サメ類の特徴として「らせん腸」と呼ばれる腸をジンベイザメは持っています。その腸にはたくさんのひだのようなものがあり、らせん型のトンネル状になっています。
ざっと言ってしまえば、ジンベイザメは魚類なのでエラ呼吸を行います。
ジンベイザメはサメやエイと同じ仲間の部類となるので、サメやエイについている噴水孔があります。噴水孔というのは、目の後ろにある小さな器官で、それによって水を取り込んで呼吸を行うことができます。
呼吸法は複雑と言われているのですが、具体的にどんなふうにジンベイザメは呼吸を行っているのでしょうか？
ジンベイザメの呼吸の仕方について
噴水孔がしっかりとついていて機能している種は、噴水孔を活用して海底で休んでいる時でも呼吸ができます。
ですが、ジンベイザメにも噴水孔がついているのですがあんまり役割を果たしていないのです。
ジンベイザメは生まれた時から亡くなるまで寝ているときもずっと泳ぎ続けています。なぜなら、泳ぎ続けないと呼吸ができないからです。口から入った海水がエラ孔を通る時に、エラで酸素を取り入れています。
普通の魚が持っているはずの浮き袋をジンベイザメは持っておらず、脂（あぶら）を蓄えた大きな肝臓がその代わりの役目を果たしています。
そして、ジンベイザメのウロコはざらざらしており、いわゆる鮫肌です。皮歯と呼ばれる歯と同じ素材でできています。
まとめ
人間にとっては一生寝ないということは不可能であり、歩きながら仮眠をとるというのも不可能です。寝ないと人間は生きていけません。ただ人間は人間が寝ているところを襲われるということがないので安心してぐっすり眠ることができます。
海の生物は海の中にたくさん天敵がいていつどこで襲われるかわからないので、人間のように夜ぐっすり眠るということは不可能でしょう。そのためにも仮眠ではないですが、ちょっと頭や体を休めるだけなら泳ぎながら行える機能備え付けられているのですね。
