ジンベイザメは魚史上最高に大きな魚ですが、見た目とは裏腹に性格は大人しく、動きはゆっくりで、時速は約2キロほどです。人が一緒に泳ぐには難しいスピードですが、性格は温厚でおとなしく、非常に憶病でもありあます。ですから、基本的には人にとって危険性の低いサメで人を襲うことはありません。
ジンベイザメの目は左右離れてついており、それほど良くありません。その代わりに、鼻がとてもよくて敏感です。耳は、目の後ろにあって、水の振動で小魚の群れを探したり、危険を感じ取ったりする役割があります。
ジンベイザメ自体は環境の変化にとても弱く、飼育は困難とされております。ただ、沖縄と大阪の水族館では長期的に飼育されています。
そんな大きなジンベイザメのことを襲ったりする魚はいるのでしょうか。ジンベイザメの天敵とはいったいだれなのでしょうか。
ジンベイザメの天敵はだれだ!
ジンベイザメはシャチに襲われた?という例があり、ジンベイザメの天敵はシャチだとよく挙げられていますが、ジンベイザメとシャチの生息する海域が異なるため、実際にこの両種が出会うことはめったにないと考えられています。
また、大型のサメがジンベイザメの天敵だと挙げられることがあるのですが、ジンベイザメは皮膚の厚みが10センチにも達しているので、他のサメなどの歯では切れないので、襲われないとも言われています。
ちなみにジンベイザメの皮膚の強度は、大型トラックのタイヤの強さで、釘を打ち付けても内側の筋力で弾き飛ばしてしまうと言われています。
ジンベイザメの幼魚は小さくて、皮膚も薄いので多くの天敵が存在しますが、大人のジンベイザメを捕食する天敵はいません。
まとめ
ジンベイザメが海界でNo.1に強い生き物だと確定されているので、すごいです。
ジンベイザメが水族館で大きな水槽でいろんな魚たちと一緒になっていいのかなと思うけど、ジンベイザメ自体は温厚だし、他の生物も誰もジンベイザメを襲うことがないので、成り立っているのですね。