ちょっぴりブサイクでかわいくて飼育に人気のネコザメですが、世界のどのあたりに生息しているのでしょうか。
また日本ではどの地域で見ることができるのでしょうか。
ネコザメの生息地はどこ?
ネコザメは主に太平洋の北西部に生息していて、日本では北海道よりも南の沿岸で見られます。つまり北海道はネコザメにとっては少し寒いけど、それよりも南であれば日本にも生息しているということです。
ネコザメが好む水温は約23度なのでそれくらいの水温のところを選んで生息しています。スキューバダイビングなどで海に潜ってみると見ることができるかもしれませんね。日本の他には朝鮮半島や東シナ海沿岸の海域に生息しています。住んでいる水深は6m~37mと割と浅いところで、岩場やサンゴ礁などのあたりを好んで住みます。
基本的には沿岸に生息しているので、漁業の定置網や刺し網にかかってしまうことも多いようです。網に掛かってしまったネコザメは食べられたりすることもまれにあるようです。食用としてはさほど認知されていませんが和歌山県の人たちは好んで食べるようです。なんでも湯引きをして酢味噌で食べると美味しいらしいですよ。
ネコザメの他にも肉食のものからそうでないものも日本の沿岸には数種類のサメがいます。
・メジロザメ(小さいエサを好むが人が襲われる可能性もある)
・シュモクザメ(臆病だが大型で肉食なので危険)
・ドチザメ(おとなしく人を襲うことはまず無い)
・アオザメ(肉食で人を襲う)
・ヨシキリザメ(肉食ではないが人を襲う可能性もある)
・ドタブカ(肉食ではなく人を襲う可能性は低い)
・イタチザメ(何でも口に入れるので人間が襲われる可能性がある)
このように、日本の沿岸にはたくさんのサメの種類がいます。もちろんここに書いたもの以外にもいます。
おとなしい種類でもサメはサメなので手は出さないようにしましょう。
まとめ
ネコザメは太平洋の北西部・朝鮮半島・東シナ海の沿岸・日本では北海道よりも南に生息しています。ネコザメはこの地域で行うスキューバダイビングでも見ることができる人気のサメです。
水族館のネコザメもいいですが一度は野性のネコザメも見てみたいと思います。