ジンベイザメは普段は時速5kmでゆっくりと泳いでいるそうです。
ただ、獲物を食べる時に出す最高速度は400kmだという話が出ていますが、本当に時速400kmで泳ぐのでしょうか?新幹線が時速300kmで走るので、ジンベイザメはそれ以上に早いということになります。
ただ、確かにジンベイザメは時速400kmで泳ぐという説があるみたいですが、どうやらそれは、あくまでも通常の魚の体と速度の比率を、ジンベイザメの体格に当てはめた計算上の話のようで、400km出せるのでは?という空想の中の話でした。実際にジンベイザメが400kmで泳いでいる姿を、確認されたわけではないみたいです。
それならジンベイザメは早く泳いだらどのくらいのスピードが出せるのでしょうか。
ジンベイザメの泳ぐ速さとは?
通常のサメは水中でも素早く動くことができますが、ジンベイザメの泳ぐスピード自体はとてもゆっくりです。大人に成長すれば最大10mから12mにも大きくなるジンベイザメなので、早く泳いでも時速5kmほどのスピードしか出すことができないのです。
成熟したジンベイザメは体重が10トンを超えるので、天敵になるものがいません。外敵を恐れる必要がない為、無敵のジンベイザメは逃げる必要もないのです。
ですから、ジンベイザメは甲殻類やプランクトンを食べることが可能なスピードさえあれば十分に海界で生きていけるのです。
まとめ
水族館で目にするジンベイザメはゆったりとのんびりと泳いでいる印象がありましたので、いきなり400kmのスピードで泳いだら前代未聞ですね。ただ謎に包まれているジンベイザメなので真相は誰も知らないと思います。
普段は海底にいることは少ないですが、何百メートルも下の海底にいることも発見されているくらいなので、人間の観察されていないところで素早く動く瞬間がないとは言えませんね。
ジンベイザメの寿命は60年から70年ほどと言われておりますが、中には150年ほど生きているジンベイザメもいるとの事なので、謎は深まるばかりです。