ジンベイザメとは世界の中でも最も大きいサメです。こんな巨大なサメが水族館にいたら一際目立つ存在となるでしょう。ジンベイザメは温帯から熱帯の沿岸・外洋に生息している世界最大の魚類となります。
ジンベイザメの動く速さはゆっくりで、基本的には人間にとっては危険性は低めのサメです。
日本近海には初夏~秋にかけて回遊します。体の背面は灰色で、白色の斑点が特徴的です。名前の由来は、その模様が陣兵衛羽織に似ていることからジンベイザメという名前が付けられたのです。
ジンベエザメともジンベイザメとも呼び方を耳にすることがありますが、正確にはどっちなのでしょうか?
ジンベイザメとジンベエザメどっちが本物!?
ウィキペディアにはジンベイザメともジンベエザメとも書かれているので、どちらの名前に正解というのはなく、好きな方でお好みで呼び方は決めても大丈夫です。
ただ、どうしてジンベエザメとジンベイザメの二種類になってしまったのでしょうか?
それはもともとの名前の由来が「陣羽織」でそこから「陣兵羽織」→「甚兵衛羽織」→「甚兵衛」→「甚平」となったので、ジンベエザメもジンベイザメになったと思われます。
そして驚くことに、ジンベイザメは日本の各地の方言でも呼び方が違います。茨城県では「いびすさが」と「じんべ」、神奈川県と静岡県では「えびすざめ」、千葉県では「じんべえ」、福井県では「じんべい」、高知県では「サメ」、鹿児島県では「くじらぶか」、沖縄県では「みずさば」と呼び名がさまざまになります。日本でもこんなに種類があるので、海外でも呼び方はいくつかあるのではないかと思います。
まとめ
高知県ではジンベイザメの事をサメと呼ぶそうなのですが、そうしたら他のサメの事は何て呼ぶのだろう・・と思います。名前が決まってなくても人にちゃんと伝わればそれで良いのです。
名前の由来も難しいものではなくて、見た目が異なることから決められているので、覚えやすいと思います。