みなさん、サメはお好きですか?
海に君臨する王者のイメージもあるサメですが、その魅力にはまっている人は意外と多いようで、サメをモチーフにした小物やぬいぐるみ、さらには抱き枕まで出ています。
さて、ファンも一部いることながら、やはりサメは怖いですよね。今回はオオメジロザメという種類のサメについてご紹介させていただきます。
オオメジロザメは人食いザメとも呼ばれていて、大変恐ろしいです。彼らはどんな大きさをしているのでしょうか?お付き合いくださいませ。
オオメジロザメの大きさは?
オオメジロザメの大きさは平均すると全長約225-240cmにもなります。大抵の人の身長よりも大きいですね!また体重は約95-130kgにもなるそうです。さらに、最大で全長約400cm、体重は316kgほどにも達することがあるようですよ。こんなサメに万が一襲われてしまったならひとたまりもありませんね。でも、危険なサメの仲間にはもっともっと大型の種類がいるので、オオメジロザメは中くらいでしょうか。
一般的にはメスの方がオスよりも大きく成長し、長生きする傾向にあるようです。オスの平均寿命は約12年、メスは約14年とされています。サメの仲間には卵を産む卵性のもの、体内に卵を産み、その養分で子供が育ち孵化したら出産する卵胎生のもの、母ザメの胎内で子が育つ胎生ものがいます。
オオメジロザメは人と同じ胎生で、胎盤やへその緒状の器官を作り、それを通し母体から胎児に栄養が与えられます。妊娠した母サメは約10-11か月後に1~13匹くらいの子供を出産するのだそうです。こんな危険なサメが一度に13匹も産まれるのかと考えると、ちょっと個人的には何とも言えない気持ちになります…
ほかにオオメジロザメの大きな特徴として、海水だけでなく真水でも生活できる能力を有しています。そのため海はもちろん川や湖、時にはゴルフ場の池にまで進出して住み着いているケースもあるのだそうです…
実はこのオオメジロザメは日本にもいるのです。沖縄周辺の海や河川にも生息し、かつて人が襲われ亡くなった事件もあります。このような人を襲うサメが色々な所に住み、私達日本人との接点も多いかと思うと水辺は全く安心できませんね。
まとめ
オオメジロザメについてご紹介させていただきました。彼らがいかに危険性の高いサメであるかということ、ご理解いただけたのではないでしょうか。上手に住み分けしていけるように、また私たちも油断しないようにしていきたいですね。